心臓病のあれこれ!遺伝は関係あるのか!?

両親が心臓病の人は危険性が2倍

両親や祖父母が心臓病になったことがあるかということを病院できかれたり、問診票に書いたことのある経験のある人は多いのではないでしょうか。それは家族に心臓病の人がいる場合には、同じ病気になりやすいと考えられているためで、ただし、遺伝というよりは似た生活習慣をおくっているからということが大きいようです。両親とも心臓病の子供は発症しやすく、さらに母親が心臓病の家計の場合は、子供に遺伝する可能性が高いという研究結果もあります。

まれに遺伝と関係のある病気も

心臓病で遺伝との関係が分かっている病気は稀です。遺伝との関係は濃厚な人がいるのは、心室の壁が厚くなっていて、心臓に十分に血液がいかなくなり、失神や突然死の原因ともなる肥大閉塞性心筋症というものです。300人から600人に1人くらいが病気にかかっていますが、そのうちの約10パーセントが遺伝によるものとされています。心音が特徴的なため、病歴をきいて聴診器をあてただけでほとんどのケースはわかりますすし、20代の若い人が突然死する原因の一つですので、早期発見、早期治療に徹しましょう。

健康診断を受けているから安心ではない

では職場健診や自治体の成人健康診断を受けていれば心臓病のリスクを軽減することは可能でしょうか。決してそれだけで十分ということはなく、成人になって発症する後天性の心臓病は多くの場合、少し踏み込んだ検査をしないと早期発見ができないというのが実際のところになります。特に弁膜症の早期や糖尿病を基礎疾患とした冠動脈疾患の多くは病気の進行によって症状が強く発現し、生命を脅かすようになるまでなかなか発見されにくいものですので気を付けましょう。

冠動脈バイパス手術は全身麻酔で行われ心臓の血流の回復に非常に有効な手術です。回復期間も10日から2週間と想像以上に早く退院することができます。また最近では、心臓が動いたまま手術することもあります。